(イタリア シチリア州 インツォリア100%)
シチリアの代表的な白ブドウの品種といえば、カタラット、インツォリア、グレカニコ、ジビッポ、カッリカンテ、グリッロとかです。
まだ、グリッロ(第32回頒布)しか採用していないことに気づき、今回はインツォリアです。
インツォリアは主にシチリア島で、そしてトスカーナ地方の限られた地域でアンソニカとして栽培されています。
フラワリーなアロマを持つ優美なワインに仕上がります。
このワインを手掛けるのは、シチリアの最西端にあるマルサラ地区で 長年ワイン造りを行っているリーディング・ワイナリーの一つカンティーネ・ラッロ。
マルサラ地区といえば酒精強化ワインで有名です。
創業1860年のカンティーネ・ラッロも当初はマルサラワインの造り手でしたが、2010年には所有するすべてのブドウ畑のオーガニック認証を取得し、今はスティルワインで飛躍を遂げているワイナリーです。