(アメリカ カリフォルニア州 シラーズ主体)
カリフォルニア州の黒ブドウの栽培面積はカベルネ・ソーヴィニヨンが断トツで、ジンファンデル、ピノ・ノワール、メルロがカベルネ・ソーヴィニヨンの約半分の面積、さらにその半分がシラーです。
カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、ピノ・ノワール、メルロはすでに頒布済みです。
カリフォルニアワインは、冷涼な気候で日照時間が長く昼夜の寒暖差が大きいことから、ブドウがゆっくりと熟成し完熟するため、果実味豊かなワインが出来上がります。
現在ほど、醸造技術や栽培技術の研究が進んでいない時代は、自然にできる甘いフルーツ爆弾のようなワインがカリフォルニアワインの特徴でした。
フランスワインを意識して全体的にずいぶんと味わいは変わってきてはいますが、カリフォルニアらしいワインもまだまだ多く存在します。
このワインに、私はカリフォルニアらしさを感じるのですが、インポーター資料によるとこのワインはフランスの大手ワイン会社が造っているのでヨーロッパ的ニュアンスも感じると書いてありました。
シラーではなくオーストラリアとか南アフリカのワインに使われるシラーズという表記も謎ですよね。
皆さんは、このワインからどのような印象を受けますでしょうか。