(スペイン マカベオ チャレッロ パレリャーダ シャルドネ)
コドーニュ社は、1551年に創業し、カタルーニャ地方ペネデス地区に本拠を構えます。
そして1872年、コドーニュ一族のホセ・ラベントス氏が、フランスのシャンパーニュ地方で学んだ技術と醸造機器を持ち帰り、スペインの伝統品種マカベオ、チャレッロ、パレリャーダを用いて初めてカバの製造に成功しました。
そしてその25年後の1897年には、王室御用達になり、現代までその名声を保っています。
日本で一番有名なカバといえばフレシネ社だと思います。
フレシネ社がカバに参入したのは1914年ですが、今やスパークリングワインを年間8500万本と世界1生産する会社に成長したので、さもありなんです。
一方、コドーニュ社はというと、実はスパークリングワインを年間6000万本生産するフレシネ社に次ぐ世界第2位の生産者で、かつスペイン国内ではカバの販売金額第1位なのですが、日本では今一つマイナーで、スペイン最古のワインメーカーでカバの生みの親ということもあまり知られていません。
フレシネ社はサントリーが輸入元であることが大きいのかもしれませんが。
このバルセロナは、カバの基本のブドウの3品種にシャルドネを加えた日本限定販売のカバです。