(イタリア ヴェネト州 グレラ100%)
世界の3大スパークリングは、シャンパーニュ、カバ、プロセッコだそうです。
プロセッコは2009年にDOCからDOCGに昇格しましたが、それに伴いプロセッコからワインを造っていた周りの地域がIGTプロセッコからDOCプロセッコに昇格し、ブドウの品種名だったプロセッコが、あたかも産地名のように変わってしまったため、混乱を避けるため品種名がプロセッコからグレラになりました。
プロセッコには、残糖度が12g未満のブリュットと、12~17gまでのエクストラ・ドライ、17~32gまでのドライがあります。
グレラという品種は、酸が強いため伝統的には少し甘めのエクストラ・ドライが主流で、またフレッシュさが売り物なので一般的にはシャルマー方式で造られます。
シャンパーニュの濃厚な味わいに対し、プロセッコは癖がなく気軽に飲めるという位置づけでした。
このプロセッコは試飲した時、かなりしっかりした味わいで、プロセッコが?、と思ったスパークリングでした。
伝統的なエクストラ・ドライか、ブリュットのどちらを採用するかを迷いましたが、高品質プロセッコなので、今回はブリュットを選択しました。