クラウド・ブレイク プティ・シラー
カリフォルニア・バレル・リザーブ 2019

Cloud Break Petite Sirah Califournia Barrel Reserve 2019_120x219

(アメリカ カリフォルニア州 プティ・シラー 100%)
アメリカの特徴的なブドウ品種といえば、ジンファンデルとこのプティ・シラーでしょう。 ジンファンデルは、謎多き品種と言われていましたが、DNA鑑定の結果、クロアチアのツールイェナック・カシュテランスキーという土着品種が起源でイタリアのプリミティーヴォと同一種とのことのようですが、DNA鑑定時期も調べると色々と出てきて本当に何が正しいのかわからなくなってしまいます。 以前、死海の塩分濃度を調べようとして色々と検索したら、30パーセントを超えると書かれているのがほとんどで、中には33パーセントなんていうのもありましたが、実際実験室で食塩水を作ると28パーセントくらいが限界なので、どれもウソということはわかりました。 死海の濃度は、実際は20~25パーセントくらいだそうですが、ワインの情報に関してはどれが本当かわからないことが多くて困っています。 プティ・シラーは(呼び名も、アメリカが主産地なのでプティット・シラーが正解かもしれませんが、ワイン名がプティ・シラーなので、今回はプティ・シラーと表記します。)、高貴な品種ではなく、よくジンファンデルの補助品種として使われていたということは事実だと思います。 ある資料によると、DNA鑑定の結果、南仏の地場品種のデュリフがその正体と書かれていたり、またある資料ではDNA鑑定の結果デュリフとは全く別物だったとか、またある資料によると DNA鑑定の結果、デュリフの他にシラー、プルサン、プルサンとデュリフ交配品種も含まれるとか書かれています。 デュリフ自体も、シラーとプルサンの交配品種らしく、もう好きにしてくれって感じです。 唯一いえることは、プティ・シラー100パーセントのワインは珍しいってことです。

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