ムンディ バローロ 2018

Mundi Barolo 2018

(イタリア ピエモンテ地方 ネッビオーロ100%)
バローロの原料であるネッビオーロの厳しいタンニンをどう処理するかで、昔から長時間マセラシオン(発酵過程で果皮や種子を果汁につけ込んでおくこと)をして、スラヴォニアオークの大樽で熟成させるという手法が取られてきました。 大手ネゴシアンが盲目的にこの手法を使うことにより赤褐色で酸っぱいのがバローロの特徴とされ値段も安くないことから人気が低迷していました。 そこに登場したのがバローロ・ボーイズと呼ばれる生産者たちで、厳しいタンニンを出す種子を攪拌しないですむファンメーターを使用しマセラシオンの期間を短くしたり、フレンチオークの小樽を使用したりとバローロに変革をもたらしました。 その後伝統派と近代派の対立等、紆余曲折ありましたが、今世紀に入り伝統派とか近代派とか関係なく高品質のバローロが供給されるようになりました。 今回のワインは、ムンディというバローロの有力生産組合が手掛ける伝統的スタイルのバローロです。

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