(イタリア トスカーナ州 サンジョベーゼ カベルネ・ソーヴィニヨン)
フレスコバルディ家の歴史は1000年以上前に遡り、フィレンツェが最盛期を迎えていた中世の時代には、英国王室の財務管理を担い銀行家として影響力を強めていきました。
その後まもなく、ルネッサンスの開花とともにサンタ・トリニタ橋やサント・スピリト大聖堂の建設など重要なプロジェクトや芸術家たちの支援者となります。
14世紀には、イングランド王エドワード1世と後継者のヘンリー8世と王宮にワインを供給する契約を結び、現在に至るまで英王室と深いつながりがあります。
詩人ダンテ・アリギエーリとも親交があり、14世紀初頭にダンテがフィレンツェを追放された時、親友のディーノ・フレスコバルディがダンテの家から未完の「神曲」を発見し、それをダンテに届けたことによりかの有名な「神曲」は完成しました。
ワイン造りの歴史は700年以上あり、キャンティ・ルフィナのニポッツァーノ、白ワインの銘醸地ポミーノ、モンタルチーノのカステルジョコンド、モンテスペルトリのカスティリオーニ、キャンティ・クラッシコのペラーノ、マレンマのアンミラーリア、シエチのレモーレの7つのエステートを傘下に収め、スーパートスカーナのマッセート、オルネッライア、ロバート・モンタビとタッグを組んでいるルーチェ等を生産しています。
このレモーレはフレスコバルディ家の食卓で愛飲されている貴族のテーブルワインです。