(イタリア ヴェネト州 メルロ100%)
レ・コンテッセは、ヴェネツィア共和国のティエポロ伯爵姉妹が所有していた由緒ある畑を所有するワイナリーで、1976年に創業するとき、この姉妹にちなんでレ・コンテッセ(二人の伯爵夫)という名前にしたそうです。
元々は、微発砲性ワインのフリッツアンテからスタートし、今もプロセッコの地域を代表する生産者です。
ヴェネト州は、西部の赤ワインのヴァルポリチェッラやバルドリー、白ワインのソアヴェ、東地区ではグレラ種を使ったプロセッコ、が有名なのですが、東地区を代表する黒ブドウは国際品種のメルロやカベルネ・ソーヴィニヨンです。
レ・コンテッセのプロセッコもご紹介したいのですが、今回はトリヴィアでも、「イタリアンメルロ恐るべし」と書かせていただきましたので、あえてスティルワインのメルロを選ばせていただきました。