(チリ シャルドネ100%)
チリの原産地呼称はD.O.で、北からアタカマ、コキンボ、アコンカグア、セントラルヴァレー、スール、アウストラルの6つが存在し、それぞれにサブリージョンがあります。
アタカマは近年ワインの生産も増加してきましたが、蒸留酒のピスコの産地として有名でした。
コキンボは、かつては生食用のブドウの産地でしたが、近年ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラー等の畑が急増しています。
アコンカグアとセントラルヴァレーは高品質のワインの産地として有名です。
スールは、南という意味で、第37回に頒布した、チリワインの原点と言えるパイスの産地です。
アウストラルは南極を意味し、2011年委に新設されたD.O.です。
このグレイ・シャルドネは、アコンカグアのサブリージョンで1990年代に冷涼な畑としてはチリで初めて開拓されたカサブランカヴァレーが産地です。