(フランス シャンパーニュ地方 ピノ・ノワール100%)
今までも度々書かせていただきましたが、シャンパーニュは偉大な飲み物です。
少なくとも日本に入ってきているものにNGなものはなく、他のスパークリングとは一線を画し、そして懐が深いので合わない料理がないと言っても過言ではありません。
かつ、高品質に造られたものが(値段も高くなります)素晴らしいのは当然ですが、赤ワインや白ワインほどには価格に対する品質の差がないと思いますので、飲んだことのない銘柄でも安心して飲むことができます。
レストランのワインリストで琴線に触れるものがなかったら、一番値付けの安いシャンパーニュをオーダーしておけば、不満に感ずることはきっとないでしょう。
このジャック・ボーランドは、ノンヴィンのシャンパーニュだったらそんなには違いはないだろうと思っていた私が、久しぶりに素晴らしく美味しいと感じたシャンパーニュです。
ジャック・ボーランドは、コート・デ・バール地区で1660年からワイン造りを行っています。
コート・デ・バール地区は、シャンパーニュ地方の中で最も南に位置し、シャブリ地区とは100キロしか離れておらず土壌も同じなのですが、ピノ・ノワールの産地です。