(イタリア プーリア州 ピノ・グリージョ100%)
ピノ・グリージョは、ピノ・ノワールの突然変異種で、フランスではピノ・グリと呼ばれ、アルザス地方が有名です。
グリージョもグリも灰色をあらわし、果皮が灰色っぽいピンクで白ブドウに分類されます。
イタリアの白ブドウの栽培面積で、ピノ・グリージョは、カタラット、トレッビアーノ、シャルドネ、グレラに続き5番目にあたります。
ピノ・グリージョはイタリアでは、基本的には北イタリア、特にフリウリ・ベネツィア・ジューリア州が主要産地です。
一般的に、アルザスのピノ・グリは、洋ナシなどの香りで酸が少なくオイリーさが特徴と言われ、北イタリアのピノ・グリージョは青リンゴのような香りでフレッシュさが特徴と言われています。
このワインは、南のプーリア州で造られるのですが、海に囲まれているため、ミネラルやハーブの香りが特徴とインポーター資料には書かれています。
なんか、北と南の特徴が逆転しているように思えるのですが、いずれにしても私の経験から言うと、ピノ・グリ(ピノ・グリージョ)は、外れの少ない品種のイメージがあり、ワインバー等で作り手を知らなくても安心して頼めるワインだと思います。