(アメリカ カリフォルニア州 カベルネ・ソーヴィニヨン98% マルベック2%)
ワインのトリヴィアでも書きましたが、元々カリフォルニアワインは安かろうまずかろうの位置づけでしたが、手間をかけ少量生産することより、どんどんと品質を向上させていった歴史があります。
数少ないワインを自国アメリカ人が取り合うことにより、当然のごとく、価格も鰻登りとなり、フランスのボルドーやブルゴーニュに匹敵するような価格になっていきました。
味わいも、フランスに近いものが多くなり、これだったらフランスのワインを飲んだほうがいいんじゃないの、という時期もしばらく続きました。
そして、その反動からか高級ワインを造ったり、コンサルしている人たちが、リーズナブルで、普段使いのできるワインをリリースするようになってきました。
現在では、味わいも以前のフルーツ爆弾のような甘いコテコテのものからフランスっぽい味わいを感じさせるものまで千差万別になってきました。
このワインのインポーター資料によると、「カジュアルに友人とBBQやハンバーガーに合わせたり、一人でゆっくりと古い映画を楽しむときのグラスに注いだり、様々なシーンに寄り添うワインです。」とのことです。