ヘッド・ハイ
シャルドネ ソノマ・カウンティ 2022 

Head High Chardonnay Sonoma County 2022

(アメリカ カリフォルニア州 シャルドネ100%)
辛口白ワインの最高峰と言ったら、満場一致でモンラッシェでしょう。 おちゃらけワインライターを自称する葉山孝太郎氏が、モンラッシェに対抗し得るカリフォルニアワインは、キスラーかシャローンしかないというのを30年くらい前に読み、当時、一生懸命探して飲んだ記憶があります。 シャローンのワインは、前回のトリヴィアで書いたパリスの審判で、白ワインの3位になっていることからも評判の高いヴィンヤードでしたが、その後紆余曲折があり現在もワインは存在しているもののあまり話題にのぼらないワインとなってしまいました。 一方、キスラーは未だに、後発のマーカッシンと共に、シャルドネとピノ・ノワールのカリフォルニアワインにおいて2トップを形成しています。 このヘッド・ハイは、キスラーやスリースティックス等のソノマの一流ワイナリーや高級畑を所有する実業家ビル・プライスがオーナーのカジュアルブランドです。 時には高級ヴィンヤードのブドウが使われることもあるそうです。 ビル・プライスは、サーフィン好きで有名で、ヘッド・ハイは「頭ぐらいの高さの良い波」を意味しているそうです。

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