(フランス ピノ・ノワール100%)
インポーターのホームページをコピペすると、
「ブルゴーニュの名門が手がけた激旨ピノ・ノワール。上質なブルゴーニュ産とリッチな南仏産のピノを絶妙ブレンド。繊細かつ優雅、そして濃密にして洗練を感じる味わい。ピノ・ノワールの魅力を最大限に引き出した完成度の高い出来栄えです。」。
飲んでみて、「謳い文句通りだな」、って思えるワインはほとんどないのですが、このワインは妙に納得してしまいました。
日本酒は米という穀物から造られるため、米の産地と日本酒を造る場所は離れていても問題ありませんでしたが、ワインはブドウが栽培されているすぐ近くで造られないものは、決して美味しくない安ワインのイメージでした。
第60回に頒布したテール・メティセは、2人の生産者、2つの地方、4つのテロワール、7種のブドウから造られたりしていて、こういう時代のなってきたんだなーと思いましたが、今回のワインは、同じ品種の違う産地のブドウをブレンドして造ったワインで、美味しいものを作るには、バローロボーイズがそうだったように固定概念を打破していく必要があるのだなーと改めて感じました。