(フランス ラングドック地方 ヴィオニエ100%)
ヴィオニエは、杏子、桃、洋ナシ、そして花の香りを持ち、ゲヴルツトラミネールと双璧の華やかな香りを持つブドウ品種です。
ヴィオニエを使用した代表的なワインと言えばコート・デュ・ローヌの、コンドリューと一軒の生産者が単独でA.O.Cを名乗るシャトー・グリエで、どちらもヴィオニエ100パーセントで造られます。
シラーから造られるコート・ロティにも20パーセントまで使用が認められています。
ヴィオニエは、生産性が極端に低いため、一時は栽培面積がかなり減少しました。
ラングドック・ルーション地方でも1989年までは栽培されていませんでしたが、その特徴的な香りが再認識され、1990年以降は世界各地で栽培されるようになりました。
コンドリューやシャトー・グリエは大変高価なので扱うことができませんが、ラングドックのヴィオニエは第5回で頒布しています。
アルマ・セルシウスは、1937年に設立された123のワイン生産者による協同組合です。