(ドイツ ファルツ州 レゲント100%)
ベルンハルト・コッホは、ドイツのファルツ州のハインフェルト村に拠点を置く家族経営のワイナリーです。
2013年から、日本人の坂田千枝氏が醸造家を務めています。
このワインは、彼女が日本市場のために仕込んだワインで、名を冠した特別キュヴェです。ワイン用のブドウの中に、PIWI(ピーヴィー)品種と呼ばれるものがあります。
これは、ブドウの病気であるうどんこ病やべと病、灰色かび病などに対して耐性を持つ真菌耐性ブドウ品種のことです。
病原菌に対して強い耐性を持つアメリカ系やアジア系のブドウ樹と、ヨーロッパのブドウ樹(ヴィティス・ヴィニフェラ種)を複数回交配させて作られます。
レゲントは、1996年に栽培が認可された新交配品種で、シルヴァーナとミュラー・トゥルガウの交配種にシャンボーソンを掛け合わせたもので、シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を越える糖度に達する品種です。
ワインは比較的早く飲み頃になると言われています。