(フランス コート・デュ・ローヌ地方 グルナッシュ主体 シラー)
コート・デュ・ローヌのワインの雄の一つであるエルミタージュの3大生産者と言えば、ラ・シャペルを有するポール・ジャブレ・エネ社(第17回頒布)、ボルドーのラフィット・ロートシルト、ブルゴーニュのロマネ・コンティとともにフランスの3大生産者とも言われ、ローヌで一番高額な値段で取引されている良年にのみ造られるエルミタージュ・キュヴェ・カトランを有するドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴと、このM.シャプティエ社です。
シャプティエのワインは、アメリカのワイン評論家のロバート・パーカー氏から40回以上も満点を獲得しており、1生産者としては断トツの回数を誇ります。
これは最高峰の細分化された区画ごとにワインを造ることによるもので、赤ではル・パヴィヨン、レルミット、ル・メアル、白ではレルミット、ル・メアル、ド・ロレ等がトップキュヴとして君臨します。
7代目のオーナーのミッシェル・シャプティエ氏が1980年に社長に就任した当時、生産量は45万本でしたが今や20倍にもなりM.シャプティエ社は飛躍的な発展をとげました。
このワインはM.シャプティエ社が造るコート・デュ・ローヌの中で一番ベーシックなものですが、もちろん手抜きはありません。
ちなみに、M.シャプティエでは、1996年からすべてのエチケットに点字を採用しています。